1. 日本法人か海外法人か?

大きくは海外法人が運営しているサイトか日本法人が運営しているサイトかのどちらかに分れます。輸入代行を依頼するにあたり、どちらにもそれぞれメリット、デメリットがあります。
日本人利用者の多くの方から聞かれる、それぞれのメリット、デメリットをまとめてみました。

日本法人

メリット

  • サポートのレスポンスが早い
    日本人が運営しており、スタッフも日本人なので電話での質疑応答、注文も可能で日本語の理解度もレスポンスも早い
  • 日本人の体質に合う
    日本人が運営しているので日本人の体質に合った製品の取扱や正しい情報が把握できる
  • 法律を守っている
    日本の法律(薬機法(旧薬事法))を遵守しているので安心である
  • きめ細かい対応
    日本人のきめ細かい性格や気質に柔軟に対応したサービス(注文~納品に至るまで)を行っている

デメリット

  • サイト上から医薬品を探しにくい(薬機法を遵守している為)
  • 目的の商品(医薬品名)が分らないと取扱が有るか否かも分りにくい
  • 全医薬品が一覧で出ない為に比較しにくい
  • サイト上で商品を探す→選ぶ→購入する、までのプロセスが面倒

海外法人

メリット

  • 商品を探しやすい
    サイトから商品(医薬品)を探しやすい(不特定多数の者が一覧出来る見せ方になっている)
  • 商品を調べやすい
    目的の商品(医薬品名)が分らなくても取扱が有るか否か調べやすい
  • 比較しやすい
    全医薬品が一覧で出ている為に比較しやすい
  • 購入が簡単
    サイト上で商品を探す→選ぶ→購入する、までのプロセスが簡単

デメリット

  • 電話対応に難がある
    電話での質疑応答が出来ない。または出来ても国際電話であったり、カタコトの日本語の会話で日本語の理解度もレスポンスも悪い場合がある
  • レスポンスが悪い
    質問はメールでのやり取りしか方法が無く、レスポンスが悪いので不安になる
  • 製品情報の把握
    日本人の体質に合った製品なのか?正しい情報が把握できない
  • 法律を守っていない
    日本の法律(薬機法(旧薬事法))を守っていないので不安。
    日本の薬機法には違反した、未承認医薬品の商品名を明らかにし、顧客を誘導する意図が明確であり、不特定多数の者が閲覧可能なサイトの構成になっている
  • 細かい対応ができない
    日本人のきめ細かい性格や気質に柔軟に対応したサービス(注文~納品に至るまで)が出来ていない
  • 会社の所在が不明確
    ペーパーカンパニーも多く、所在自体が不明の場合がある
    ダミーの会社も多い為、得体が知れない。商品が無事に届くのか?不安になる
    また、サイト自体が予告無しにいきなりクローズする場合がある

2. 価格

輸入代行業は販売業とは違うので商品価格には商品代の他に手数料、送料を含めて表示します
安く購入することはとても大切です。商品により、安いもの高いもの等、それぞれの輸入代行サイトによって違います。ただ、ポイント還元率はあまり気にしなくても良いと思います。取扱品自体が高額では無いので家電製品の様に常時ポイント率が10%以上設定しているところはありません。
相場が5%以下になりますので実際の値引額はさほど大きくはありません。また、ポイント還元率が高ければ商品価格も高い場合が多いです。お得感を出す為ですが、割引サービスも元値が高ければ実際は安く購入出来ていません。また、稀に送料無料、代引き手数料無料、消費税無料等と大きく謳って、お得感を出しているサイトも見かけますが、基本的に輸入代行業は販売業とは違うので商品価格には商品代の他に手数料、送料を含めて代行手数料一式として表示します。よって別に送料や消費税を徴収する事は通常ありません。

3. 品揃え

取扱品目を厳選しているサイトの方がその品目の専門性が高く知識も実績も豊富な場合があります
商品の品揃えが多いと大型スーパー同様にとても便利です。しかし、医薬品という性質上、目的のカテゴリ品目にたくさんの種類があると、どれが良いか判断できず、選ぶのに悩む方も多くいます。そのサイト内でオススメや定番品、人気順等を表示していると選びやすくなります。
取扱品目が多くて種類が多ければ良いという訳では無く、取扱品目を厳選しているサイトの方がその品目の分野で知識も実績も豊富な場合があります。ご自分が探している医薬品の品目に特化した専門サイトの方が商品知識も豊富で安心してご利用出来る面も多いのです。
一般的に需要の多い品目としては、ED・育毛・ダイエット・女性ホルモン・美容系(マツ毛育毛・美白・しわ・ニキビ)が挙げられます。

4. サポート対応

電話対応が良いか、またアフターフォローが良いか等が判断基準となります
医師法では医師以外のものが問診し、お客様に合った医薬品の詳しい説明や服用方法、等を直接、お話する事は出来ません。その為、お薬の効果効能、副作用は直接、聞けません。これはどのサイトでも同じです。
お薬の使用においての体の状態などは全て自己責任となります。
代行業へは商品の受注や配送、支払方法、お届けについて等、輸入代行サービスにおける流れについての質疑応答は可能です。基本的にはメールのやりとりでの対応が多いですが、運営が日本法人の場合は日本人スタッフによる電話対応があり海外法人のサイトよりも安心が出来ます。日本人のきめ細かい性格や気質に柔軟に対応したサービス(注文~納品に至るまで)を行っている場合が多いです。

5. 利便性

主に支払方法となりますが、一番ニーズの高いクレジットカードが使用出来るか?コンビニ払いが出来るか?定期購入が出来るか?等が判断基準となります。

6. お薬の品質

見た目や先発かジェネリックかよりも本当に海外の製薬メーカーが製造し、認可が下りた医薬品なのかが大事
先ず、メーカーの純正規品であるか否かはとても大事です。勿論、偽造品の疑いのあるサイトは止めるべきです。
輸入代行サイトではジェネリック品の取扱が多いですが、例えば錠剤なら、先発品とジェネリック品では見た目は異なります。同じ薬効成分が同量配合されていても、形や大きさ、色が違います。
先発品は刻印を押している物が多いです。刻印を押す為に表面にコーテイング剤を使う為、ジェネリック品と比較すると粒が大きかったりします。メインの薬効成分は先発品と同じ量を配合していますが、その他、添加剤、コーティング剤の違いにより見た目が変わります。この様な見た目や先発かジェネリックかよりも本当に海外の製薬メーカーが製造し、同国内で認可が下りた医薬品なのかが大事なポイントです。
また、輸入代行サイトの利用者の中で医師も居る場合は、病院で治療としても利用されていますので純正規品(先発品・ジェネリック品)だと思います。更にサイト上の商品情報に製造元メーカー(製薬メーカー)名が記載されていたり、成分分析証明等があれば品質には問題がなく安心しても良いと思います。


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